こんにちは、UKです。
SBI案件が発表されたのでご紹介します。
約2カ月ぶりの不動産バイヤーズローンシリーズです。
ファンド概要
◇ファンド名称:SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 14号
◇利回り:6.0%
◇運用期間:12ヵ月
◇募集開始:2020年6月16日 10:00
◇募集金額:7億円
◇出資単位:5万円
借手が行う不動産担保ローン事業における事業資金(借手の顧客に対する貸付金)
借手と第三債務者(借手の貸付先)間で締結された不動産担保ローンの金銭消費貸借契約に基づき支払われる利息及び元金

今回の借手は不動産を担保にしてローン事業を営む事業者です。借手からの返済が滞ると質権が実行されます。
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本案件の借手
投資家限定情報のため具体的な記載は避けますが、これまでの同シリーズファンドの貸付先と同じです。
本案件の担保
担保:質権設定
担保価値は不明だが、貸付金額よりも担保価値が高い
担保は質権が設定されています。ただし、担保価値や先順位がいるかは不明です。
本ファンドシリーズでは「担保不動産価値×85%-先順位債権額(先順位がいる場合)=貸付金額上限」とされているため、貸付金額よりも担保価値の方が高いことになります。
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不動産担保ローン事業者ファンドNeoシリーズの運用実績

1号案件は運用期間終了しています。2号~15号は運用中です。
返済延滞なし・デフォルトあり
シリーズ全案件で安定した運用が続いています。
早期返還の可能性:高い
最直近の13号を除くと、現在運用中の案件は全て早期返還が発生しています。
また、融資実行額と元本償還額が近い場合には早期返還の金額が多いことなります。
本ファンドシリーズは元本早期返還により当初予定よりも分配金は少なくなる可能性が高いです。
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本案件のリスク評価
総合評価 | ★★★★☆ |
担保 | ★★★★☆ |
同シリーズ過去実績 | ★★★★★ |
不動産価値の85%以内を貸付上限としており、かつ担保として質権が抑えられている点は安心材料です。ただ、先順位がいるか不明なため、その分を減点しています。
同ファンドシリーズはこれまでに遅延・デフォルトの発生が無いため、現時点では満点の評価です。ちなみに過去の全案件で元本早期返還が発生しています。逆に言えばそれだけ余裕をもって運用していると考えられます。
これらの背景からリスクは比較的小さいと思われます。
ただし、コロナによる経済活動停滞によって不動産業界に大きな影響が出る可能性があります。影響有無や度合いはわかりませんが、その点を把握した上で検討する必要があります。
リスク評価は当ブログで独自に検討した結果です。投資する際には自己責任となります。


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