こんにちは、UKです。
SBI案件が発表されたのでご紹介します。
普段は前日発表されていますが、今回は2日前発表でした。
ちょうど1カ月前に同シリーズ12号案件が募集されましたが、条件は全く同様です。
ファンド概要
◇ファンド名称:SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 13号
◇利回り:6.0%
◇運用期間:12ヵ月
◇募集開始:2020年5月13日 10:00
◇募集金額:1億5,000万円
◇出資単位:5万円
借手が行う不動産担保ローン事業における事業資金(借手の顧客に対する貸付金)
借手と第三債務者(借手の貸付先)間で締結された不動産担保ローンの金銭消費貸借契約に基づき支払われる利息及び元金

不動産バイヤーズローンファンドは不動産売買業者への貸付事業です。
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本案件の借手
投資家限定情報のため具体的な記載は避けますが、これまでの同シリーズファンドの貸付先と同じです。
本案件の担保
担保:質権設定
担保価値は不明だが、貸付金額よりも担保価値が高い
担保は質権が設定されています。ただし、担保価値や先順位がいるかは不明です。
本ファンドシリーズでは「担保不動産価値×85%-先順位債権額(先順位がいる場合)=貸付金額上限」とされているため、貸付金額よりも担保価値の方が高いことになります。
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同ファンドシリーズの運用実績
1号案件から12号案件まで全て運用期間中で、運用期間満了を迎えた案件はまだありません。
延滞・貸倒無し
シリーズ全案件で安定した運用が続いています。
早期返還が多数発生
これまでの案件は現時点でほとんどの貸付金が早期返還されてることがわかります。早期返還によって元本が返済されると思った方が良さそうです。
本ファンドシリーズは元本早期返還により当初予定よりも分配金は少なくなる可能性が高いです。
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本案件のリスク評価
総合評価 | ★★★★☆ |
担保 | ★★★★☆ |
借手 | ★★★☆☆ |
同シリーズ過去実績 | ★★★★★ |
基本的に前回と12号と同様です。ただし、外出自粛に伴う景気の大幅落ち込みが見込まれる状況です。不動産業界も影響を受ける可能性は充分にあると思われるため、申込の際にはその点を踏まえて検討することをおすすめします。
<以下前回12号の記事で記載した内容の再掲>
不動産価値の85%以内を貸付上限としており、かつ担保として質権が抑えられている点は安心材料です。ただ、先順位がいるか不明なため、その分を減点しています。
借り手はこれまでと同じ不動産事業者です。匿名ではありませんが、情報が少なく減点しています。
同ファンドシリーズはこれまでに遅延・デフォルトの発生が無いため、現時点では満点の評価です。ちなみに過去の全案件で元本早期返還が発生しています。逆に言えばそれだけ余裕をもって運用していると考えられます。
これらの背景からリスクは比較的小さいと思われます。
リスク評価は当ブログで独自に検討した結果です。投資する際には自己責任となります。


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