こんにちは、UKです。
10月6日に募集開始予定のFUNDINNO(ファンディーノ)案件をご紹介します。
案件概要
香り×マーケティング。企業のブランディングを”香り”と”薬理作用”でサポートする「AUSCENT CLAN(オウセントクラン)」

投資先:株式会社リーモ・トロージェン
設立:2008年10月
資本金:1,210万円
Webサイト:https://www.rimo-trogen.com
分野:マーケティング
目標募集額:12,000,000円
上限応募額:50,000,000円
募集開始日:2019年10月6日 9:00~
IPO予定時期:2025年9月以降
特記事項:事業会社から資金調達実績あり / 売上高1.9億円以上及び黒字化達成(2018年9月期時点) / 経営陣にシリアルアントレプレナー複数在籍
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プロダクト
香りお届け月額サービス「AUCENT CLAN(オウセントクラン)」
洒落たアパレルショップや雑貨店などに行くと時々、店内にいい香りが漂っている時があります。
そういう香りの力で「ほしい」とか「食べたい」という感覚をお客に持たせるようなアプローチを「セントマーケティング」というようです。
AUCENT CLANは香りを提供するサービスです。
画像のものは一部で、140種類以上の天然アロマを取り扱っています。
- 導入実績はパナソニック、BMW、teamLabをはじめ、約150社
- 解約率は1.3%(2018年4月以降、契約件数150件中2件)
- 今後は個人向けサービスの提供に向けて開発を計画
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大手企業にも採用されており、導入実績は十分そうです。
解約率は低いのですが、なぜ2018年4月以降でのデータなのか疑問です。
そして、FUNDINNOの中ではサービス価格に関する言及が全くありません。なので他社と比較して安くはなく、高品質高価格なサービスではないかと思われます。
競合
セントマーケティングをビジネスとする競合企業は多そうです。
ネット検索した範囲では以下が競合と思われます。
少し調べただけでもこれだけ出てきました。
リーモ・トロージェンの優位性としては以下3点があげられています。
・グローバル規模の安定した仕入れ/製造体制
・精油の価格コントロール力を保有
・市場獲得モデル&持続的収益基盤の確立
“仕入れ”や”価格コントロール力”というなんとなく優位性がありそうな雰囲気のするワードが並んでいますが、それがあることで他社と比較してなぜ優位と言えるのかが知りたいです。
質問boxへ投稿して聞いてみかったです、、、
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ビジネスモデル
基本的には課金ビジネスです。
この図には書かれていませんが、公式Webサイトを見たところ、サービス契約をするとディフィーザーが提供されて毎月香りが送られてくるようです。
図右の「セントマーケティングに活用できる」と記載された矢印は何の提供を指しているのか不明です。サービス契約した法人ユーザへの提供物はディフィーザーと香りのみと思っていますが、他にも提供しているものがあれば具体的に記載すべきです。
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所感
セントマーケティングという言葉を初めて知りました。
店内に香りが漂っていると高級感や店舗としての演出を感じて私の場合は良い印象を持つことが多いです。
嗅覚を刺激してのアピールは効果的と思います。
今はブランドイメージの強い企業のみが導入されているように思いますが、今後はより幅広い階層に広がっていくような気がします。
そして、nommoc(ノモック)を展開している吉田 拓巳さんが取締役として参画しています。加えてFUNDINNOのメンターメッセージも多いです。多くの企業が期待していることがわかります。
- すでにサービス展開している
- 2018年9月期時点で売上高1.9億円以上及び黒字化達成
- 導入実績はパナソニック、BMW、teamLabをはじめ、約150社
- 解約率は1.3%(2018年4月以降、契約件数150件中2件)
- nommoc(ノモック)を展開している吉田 拓巳さんが取締役として参画
- 多数のメンターの存在
- 競合他社多数の可能性大
- 競合他社優位性の根拠が不明


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