こんにちは、UKです。
9月29日に募集開始予定のFUNDINNO(ファンディーノ)案件をご紹介します。
新株予約型の第二弾です。
案件概要
ライブの体験型サブスク「sonar-u(ソナーユー)」音楽業界の新たなビジネスモデルを提案!

投資先:株式会社ソナーユー
設立:2018年12月
Webサイト:https://sonar-u.com
分野:音楽
目標募集額:13,500,000円
上限応募額:49,950,000円
募集開始日:2019年9月29日 9:00~
IPO予定時期:2023年11月以降
特記事項:資本金:1,550万円 / 事業会社からの出資実績あり / 市場規模:約5,685億円(2018年ライブ・エンタテインメント市場規模)/ すでにサービスを展開している
本案件はFUNDINNO型新株予約権の取り扱いになります。FUNDINNO型新株予約権についてはFUNDINNO公式ページの記載を参照ください。
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プロダクト
主に2つのサービス展開です。
①定額制ライブ行き放題サービス「sonar-u(ソナーユー)」
月額1,600円で好きなだけライブに行けるサービスです。
②オーディエンス参加型ライブグランプリ「Mudia(ミューディア)」

ユーザはアプリ上で配信されているライブを視聴して気に入ったアーティストがいればギフティング(投票)を行い、ランキング上位となったアーティストは次のステージに進める勝ち上がり形式のイベントを開催しているようです。
①と②合計で、
登録ユーザ数:7,000名
ライブ主催者(会場):全国250か所
アーティスト登録者数:2,000組
とのことです。
私は音楽に興味が薄くライブに行ったこともないですが、ざっと調べた感じではマイナーアーティストのライブチケット代は2,000~3,000円ぐらいと思います。なので月額1,600円でライブ行き放題であればコスト的にはかなりお得と思います。
一方で、私が気になった点としては以下です。
・登録ユーザ7,000名のうち、有料ユーザはどの程度いるのか
ユーザ登録自体は無料です。ライブ生き放題が必要な人は月額1,600円でフリーパスを購入する形です。
→質問BOXに回答がありました。本記事では言及は控えますので質問BOXを参照ください。
・ネット上に口コミや批評が全く無い
ニュース記事はたくさんありましたが、実際に使っているユーザの書き込みが全くありませんでした。有料会員はまだ少ないのかもしれません。
・本サービスのターゲット層は限られていて大きく拡大するのは難しいのではないか
ライブ好きな人や行きたいと思う人には魅力的なサービスだと思います。ただ、私の感覚で言えば、残念ながらそういう人はそんなに多くないのでは?と思います。
ビジネスモデル
図を見る限りではマネタイズポイントとしては4点あるようです。
月額1,600円のストックビジネスと売り切りビジネスの両方があります。
2018年3月期決算では純利益が約1640万円の赤字です。
黒字化するためにはとにかく有料ユーザ数を増やすことが急務と思います。
競合
ネット上を検索した限りでは競合と思われるものはありませんでした。
初サービスと思われます。
ちなみに定額でコンサート行き放題というサービスはありました。
コンパス 月額2,000円
ただ、こちらのサービスはライブではなくクラシックなどのコンサートなのでジャンルが異なります。
所感
音楽配信の定額サービスはよく聞くようになってきましたが、ライブの定額サービスは業界初のようです。
ライブに頻繁に行く方には嬉しいサービスですね。
ただ、日ごろからライブに頻繁に行く人はそんなに多くないと思われます。ビジネスを拡大していくためには、新たな音楽ファンを増やしていくことも必要と思います。
また、2020年1月までにストック・オプションの発行予定があります。
- すでサービス開始済み
- 登録ユーザ数は7,000名以上
- 業界初で競合がいない
- 登録ユーザは7,000名以上いるが、そのうち有料登録しているユーザ数が少ない可能性あり
- サービスに対する口コミや批評などが出てきていない
- “ライブ好きな人・行きたい人”とターゲット層が多くないと思われる


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