こんにちは、UKです。
9月19日に募集開始予定のFUNDINNO(ファンディーノ)案件をご紹介します。
案件概要
ポイントで透明性のあるマッチングを実現!業界のリノベーションに挑む「monocla(モノクラ)」

投資先:monocla株式会社
設立:2014年3月
Webサイト:https://monocla.co.jp
分野:IT
目標募集額:25,000,000円
上限応募額:80,000,000円
募集開始日:2019年9月19日 19:30~
IPO予定時期:2023年12月以降
特記事項:事業会社、エンジェルからの出資実績あり / 市場規模:約7.3兆円(2020年日本のリフォーム市場規模) / すでにサービスを展開している / 株主優待あり/ 創業者がシリアルアントレプレナー(Exit経験複数及び民事再生申請経験あり)
株主優待:
①渋谷駅から徒歩5分のところにあるラウンジが無料で利用可能
②保有株数に応じてポイント還元率がアップ
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プロダクト
リノベーションマッチングサービス「monocla(モノクラ)」
住宅リフォーム時の施工トラブルを回避することを目的に、施工業者とユーザのマッチングを行っているサービスです。
ユーザは施工業者が投稿した事例などを閲覧して問い合わせや資料請求をするとポイントが獲得でき、施工業者を見極めて信頼できるところを探すという面もあります。
施工業者は事例などを掲載してポイントを獲得したり、自社の施工技術や実績のアピールの場になります。
獲得したポイントは「monocla POINT」サイトでギフトカード等に交換可能です。
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施工トラブルはときどきテレビなどで取り上げられています。悪質な施工業者による手抜き作業や依頼者と施工業者間での認識の違いなどによりトラブルが発生しているイメージです。
「monocla」によって悪質な業者が淘汰されていき、ユーザと業者の認識ギャップを埋めることができれば活用が広がっていくかもしれません。
「monocla」はすでにサービス開始しており、施工業者は登録見込みも含めて約50社、登録ユーザ数は約13,000名とのことです。ユーザ数はそれなりに獲得できていますが、業者側はまだ少なくこれからどこまで広げられるかが課題と思います。
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ビジネスモデル
monocla株式会社の収益源は、施工会社からのポイント購入となります。
施工会社はユーザへの問合せのポイント謝礼時や施工が完了した際にmonocla株式会社へ手数料支払いが必要となっており、この支払いは購入したポイントで行う仕組みとなっています。
現状での成約件数やポイント謝礼金額などが載っていないのが残念です。
ということで、FUNDINNOの質問ボックスに質問を2つ投げてみました。
・現時点でのアクティブユーザ数
・現時点での施工成約件数
登録ユーザは10,000人超えですが、実態としてどの程度活用されているのか?それが大事と思っています。
競合
リノベーションのマッチングサイトで調べたところ、以下が競合と思われます。
ネット検索で最もよく目にするのがSUVACOでした。
掲載事例数で見ると、monoclaが361件に対してSUVACOは3931件と10倍以上の差があります。
ちなみにリノベーション時の住宅ローンのマッチングサービスなんてのもありました。
モゲチェック・リノベーション
個人的には、ポイントサイトとのエコシステムよりもこういう住宅ローン系サービスと組み合わせた方がリノベーションを考えているユーザには魅力的なように思います。
所感
リノベーション時のトラブルは少なくないのでマッチングサイト自体はニーズがあると思います。ただ、SUVACOという大きな競合がいるので、そことの決定的な差別化が無いとシェアを奪っていくのは難しいとも思います。
- すでにサービス運用していて、登録ユーザ数が約13,000人
- 創業者がEXIT実績あり
- 大きく先行していると思われる競合がいる
- 現時点の成約件数などサービス活用実績が不明


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