FUNDINNO

【FUNDINNO 第136号】株式会社タヌキテックとは?IPOでのリターンは?気になったことをまとめてみた!

こんにちは、UKです。

FUNDINNO136号案件のご紹介です。

今回の挑戦者は「株式会社タヌキテック」。

一風変わった社名です。”タヌキ”は狸が由来になっているようです。社名由来がもっと気になる方はこちら

消防団員向けのグループウェアというニッチな分野を領域としています。ニッチではありますが、将来、消防インフラを支えるインフラになる可能性を秘めています。

FUNDINNO案件情報をおさらい

まずは案件情報をざっくりご案内します。

タヌキテックのFUNDINNOページはこちらをクリック

案件概要

投資先 株式会社タヌキテック
設立
2018年12月12日
資本金
11,070,000円
分野 防災テック
Webサイト
https://tanuki-tech.co.jp
募集開始日 2020年6月4日(木) 19:30~
最低投資金額
90,000円
目標募集額 10,080,000円
上限応募額 32,040,000円
IPO予定時期 2025年10月以降
株主優待 なし
特記事項 ビジネスモデル特許出願中、東京消防庁へ導入決定

目標額は約1,000万円です。上限額までは約2,000万円の幅があるので申込開始後に進捗状況を見ながら投資検討できそうです。

“防災テック”は聞きなれない言葉ですが、ニッチな領域に特化している形です。

そして東京消防庁へ導入が進んでいます。ちなみに東京消防庁は世界最大級の消防組織とのことです。

すでに導入実績があり、しかもそれが東京消防庁ということなので、今後他の消防組織への横展開は大いに期待できます。

スポンサーリンク

時価総額

今回は新株予約権での資金調達となるため計算できません。

プロダクト・サービス

消防団向けのグループウェアアプリ「FireChief」を開発・提供しています。

消防団は有事の際に活動する消防組織です。自治体ごとに組織があり、普段は本業をやっている人達が消防団員となって有事の際に出動しています。地方だと人口が少ないので結構身近な人が団員をやっていることが多いです。私も地元の友人が団員です。

タヌキテック代表の市川氏は過去に消防団員として活動していて、同氏によると消防団の連絡手段は口頭やメール、電話などが多く、災害現場で活動した際に住所の誤認や到着遅れが生じるなど通信体制に課題を感じたとのことです。

それを解決するのが同社のクラウド型アプリ「FireChief」です。

アプリに対して指令台から情報通知を行ったり、火災の範囲がリアルタイムに表示されるなど、情報展開の遅れや誤情報などミス予防が期待できるとのこと。

消防組織に特化したグループウェアです。

価格は消防団員1名当たり月額300円のサブスクリプション型モデルです。

すでに東京消防庁への16,000名分の導入が決まっており、今後は他の自治体へ横展開して売上38億円、シェア25%獲得が目標とされています。

タヌキテックのFUNDINNOページはこちらをクリック

案件詳細や具体的な将来の事業推移予測は投資家限定の開示情報となっています。

スポンサーリンク

資金調達の目的はなにか

FUNDINNOの資金使途は以下の通りです。

目標募集額達成時
機能改善費 460万円
新規開発費 201万円
広告宣伝費 125万円
FUNDINNOへの手数料 221万円
上限応募額達成時
営業人件費 624万円
広告宣伝費 609万円
その他経費 478万円
FUNDINNOへの手数料 483万円

「FireChief」の機能強化や東京消防庁事例を元にした他自治体への拡販活動を行うための費用に充てられるようです。

マイルストーン

同社Webサイトによると事業は「FireChief」のアプリのみの様子です。

FUNDINNOページに市場規模として掲載されていますが、全国の消防団員数は約85万人とのこと。仮にシェア100%とすると単純計算で売上は2億5,500万円です。

2025年は売上約20億円近くになっているので月額300円で割ると約660万人分ということになります。

アプリで収集した情報のビッグデータビジネスへの展開も将来構想としてあるようなので月額利用料以外の収益も想定しての売上20億円だと思いますが、現時点では目標到達するシナリオが見えません

スポンサーリンク

VCなど主な出資者はいるか

以下のVC1社より出資を受けているとのことです。

IPOできたらどのくらいリターンが期待できるか

今回は時価総額がわからないため計算できません。

将来のリターン規模:新株予約権型のため不明

投資を検討する上で気になった点

期待できそうに感じたこと

東京消防庁への実績

国内最大規模の東京消防庁への導入は、実績という観点において競合と比較して大きく評価してもらえるポイントだと思います。有事の対応を行う消防組織へ導入するものはいざという時に何かあっては困るので実績は重要です。

不安を感じたこと

2025年は売上約20億円の実現性

マイルストーンのところで書きましたが、プリが国内シェア100%になっても約2.5億円です。アプリの海外展開やビッグデータビジネス等も検討されているようですが、現状ではまだ具体化していなく、売上25億円到達への成長シナリオが不透明すぎる状況と感じます。

スポンサーリンク

所感

今後は人口減少が明白なため、消防団員数も徐々に減少していくと思います。オフィスワーク同様に人口減少に対しては効率化していく必要があります。「FireChief」はまさにそのニーズにマッチしたアプリだと思いました。

あとはこのアプリを元に新しい事業を作れるかどうかです。現状では構想段階の様子なので、今回の目標売上の実現性を高めるためにも早めに売上貢献できる新事業を具体化する必要があるのではないかと。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ



スポンサーリンク