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【FUNDINNO 第133号】Modern Art Japan株式会社とは?IPOでのリターンは?気になったことをまとめてみた!

こんにちは、UKです。

今回はFUNDINNO133号案件のご紹介です。

資金調達を実施するのは「Modern Art Japan株式会社」。クリエイティブ感を感じる社名です。

“D2C”ってご存じでしょうか?

“Direct to Consumer”の略で”消費者に対して製品を直接的に販売する”というビジネスモデルとのことです。私は知らない単語でした。

Modern Art JapanはD2Cブランドを目指し、店舗展開をせずに自社商品を拡大していくことを目指しています。

コロナ影響もそうですが、飲食店舗は災害や経済不況よる売上影響が大きいのでD2Cが今後の飲食業界の理想系になるのかもしれません。

FUNDINNO案件情報をおさらい

まずは案件情報をざっくりおさらいしておきます。

案件概要

投資先 Modern Art Japan株式会社
設立
2014年7月25日
資本金
20,626,130円
分野 飲食(D2C)
Webサイト
https://modern-art-japan.tokyo
募集開始日 2020年5月30日(土) 10:00~
最低投資金額
98,000円
目標募集額 16,072,000円
上限応募額 64,288,000円
IPO予定時期 2024年6月以降
株主優待 持ち株数に応じてレストランコース利用時に3~10%の割引あり
特記事項 メディア掲載多数、購入型クラウドファンディングMakuakeの飲食店部門において日本最高額の資金調達に成功

最近の案件は目標額が1,000万円以下が多かったので今回の約1,600万円は少し強気な目標額です。上限額も約6,400万円と大きく、申込開始後に進捗状況を見ながら投資検討できそうです。

そして、Makuakeで資金調達に成功してそれなりに名も知られている企業と思われます。ゆえに、投資家からの注目度も高いでしょう。

株主優待は都内に唯一ある店舗でしか使えないのが少々残念です。ワインのサブスクや「sanmi Lab」というオンラインショップをやっているのでそっちでも使える権利であれあば東京に近くない投資家にもメリットになりますね。

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時価総額

FUNDINNO調達前(プレバリュエーション):3億9622万1700円

FUNDINNO調達後(ポストバリュエーション):4億1229万3700円~4億6050万9700円

プロダクト・サービス

独創的な料理やワインを提供するフードベンチャー企業です。酸味をベースに食文化として楽しめる料理を提供しています。

同社の特長は飲食店経営ではなくD2Cブランド化を目指しているところです。飲食店はハイリスクと考え、災害や経済不調等に左右されない形を重視しています。

FUNDINNO情報によると同社のプロダクトは3つあります。

1つ目は「パーソナライズ・グラスワイン」。これは月額3,933円(税抜)で毎月4~6種のグラスワイン(70㎖)を自宅に届けるサブスクリプションサービスです。

2つ目は「完全栄養食カレー」。忙しい人の健康を考えて多数の栄養素を含んだカレーとなっています。

3つ目は「トリュフティラミス」。贈答品としてミシュラン星付き店で経験を積んだシェフが作った最高級のスイーツです。

これらは今後リリースしてくものと思われます。

現在はオンラインショップ「sanmi Lab」でワインの販売を行っています。また、東京の虎ノ門ヒルズ内にポップアップストアを展開しており、唯一そこで同社のコース料理を提供しています。

今後は3つのプロダクトを拡大していき、ブランド構築に向けて酵素ドレッシングやワインに合うおつまみ、煮込みなどさらなる商品リリースを予定しています。

 

Modern Art JapanのFUNDINNOページはこちらをクリック

案件詳細や具体的な将来の事業推移予測は投資家限定の開示情報となっています。

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資金調達の目的はなにか

FUNDINNOの資金使途は以下の通りです。

目標募集額達成時
広告宣伝費 1,253万円
FUNDINNOへの手数料 353万円
上限応募額達成時
ソフトウェア開発 1,500万円
マーケティング人件費 720万円
エンジニア人件費 773万円
広告宣伝費 767万円
FUNDINNOへの手数料 1,060万円

リリースを予定している3つのプロダクトのプロモーション費用でしょうか。インフルエンサーを使ったプロモーションを考えているようなのでその費用と思われます。

ソフトウェア開発はオンラインショップの強化でしょうか。これもは情報が無くどうしようとしているのかわかりませんでした、、、

マイルストーン

すでに2019年時点の売上が約5,000万円です。このほとんどは店舗売上と思います。2020年は約6,000万円となっており、店舗の伸びは少ないです。

そして、2021年は約2億1,000万円です。2020年時点で店舗は大きく伸びていない。ということは先に紹介した3つのプロダクトが1年で約1億5,000万円成長する計画の進捗を握りそうです。

あとは店舗売上に対するコロナ影響が気になります

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VCなど主な出資者はいるか

FUNDINNOには特に記載がないので目立った出資者はいないと思われます。

IPOできたらどのくらいリターンが期待できるか

2019年のマザーズIPOでの実績をもとに超ざっくりですが、算出してみました。

今回は新株予約権のためプレバリュエーションで計算しています。

将来のリターン規模:投資金額の6~29倍

2019年のマザーズ新規上場企業の初値時価総額を利用して下記の通り計算しています。

最低ランクベース:30億円÷4.6億円=約3倍

中央値ベース:133億円÷4.6億円=約14倍

2019年のマザーズ新規上場企業の初値時価総額の最低ランクは30億円未満、全体中央値が約133億円でした。この2つをポストバリュエーションを丸めた数値で割ってリターン規模算出を計算しています。

投資を検討する上で気になった点

期待できそうに感じたこと

自粛に伴うお取り寄せ商品ニーズ

今回の新型コロナウイルス騒動によって、在宅で楽しめる商品のニーズが高まっているのでワインのサブスクやオンラインショップはメディアにも取り上げられやすく広まっていく可能性が期待できそうです。

不安を感じたこと

コロナ自粛に伴う飲食店離れ

マイルストーンのところで書きましたが、やはり店舗売上にた対するコロナ影響が気になります。同社はポップアップストアでの食体験からオンラインへ誘導する形を目指いしていますが、そもそもコロナでストアへの来店は激減するとなると、オンラインへの誘導も厳しいのではないかと感じます。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、飲食店に客足が戻るのまではかなりの時間がかかると思います。

また、3つのプロダクトで2020年から2021年にかけて売上拡大を計画されていると考えると、ほぼゼロスタートから1年で1億5000万円まで成長できるか?と感じます。

優位性や独自性が不明

ハイクオリティな食体験を提供している他社は少ないくないと思います。それらとの違いや同社ならではという特長がわかりません。虎ノ門の店舗で体験すればわかるのかもしれませんが、そこに行けない人たちの方が多いのでどう伝えていくのかが課題と感じます。

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所感

1店舗しかないとは言え、コロナによる外出自粛は結構な痛手なのではないかと思います。オンラインショップを持っていることは強みですが、店舗への集客が難しい中でD2Cブランドを構築していくのはかなり大変な道のりなのではないかと。ただ、Mukuakeでの実績は素晴らしく、業界では注目の的だと思います。

これからどのようなプロモーションをしかけていくのか気になります。

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