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【FUNDINNO 第130号】ドーナッツロボティクス株式会社とは?IPOでのリターンは?気になったことをまとめてみた!

こんにちは、UKです。

今回はFUNDINNO130号案件です。

今回はコミュニケーション型ロボットを開発しているドーナツロボティクス株式会社。

コミュニケーションロボットは結構前からあって、最近だとソフトバンクのペッパーをたまに店頭で見かける程度で普及しているとは言えない状況です。

普及しない要因の一つはロボットに話しかけるというのが心理的なハードルになっていることだと思います。特に日本人の場合。

ただ、新型コロナウイルスによって私たちの生活スタイルは一変し、今後コロナウイルスと共存していく上で非接触型技術が一気に普及する可能性が高まりました。

テーマ的にも注目が集まりそうですね。

FUNDINNO案件情報をおさらい

まずは案件情報をざっくりおさらいしておきます。

案件概要

投資先 ドーナッツロボティクス株式会社
設立
2016年1月4日
資本金
約8,510万円
分野 ロボット
募集開始日 2020年5月17日(日) 10:00~
最低投資金額
70,000円
目標募集額 7,000,000円
上限応募額 28,000,000円
IPO予定時期 2024年12月以降
株主優待 なし
特記事項  VC、事業会社、エンジェルからの調達実績あり

目標額は700万円と控えめです。すでにVC等から資金調達をしているため、一定の評価は得ている状況ですね。

「ロボット」は注目を集めそうなテーマです。「日立システムズ、三井不動産、NEC、NTTなどの大手企業と連携した技術開発や、実証実験環境の構築が既に完了」となっています。2016年設立の新興ベンチャーですが期待度合いが高そうです。

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時価総額

今回は新株予約権での発行となっているためFUNDINNO内の情報だけでは計算ができません。

エンジェル投資専門家であるメカニックさんのブログ『IPOで稼ぐメカニックの株ブログ』でドーナッツ社の社長から開示された時価総額を掲載しているので引用させていただきます。

時価総額は35億円ほどだったそうです。

また通常、転換評価額の上限は投資家登録しないと見ることはできませんが今回は社長から15億円と発表がありました。

引用元:https://ipomechanic.com/2020/05/12/donutrobotics/#i-7

およそ35億円とのことです。ということでバリュエーションは以下になります。

FUNDINNO調達前(プレバリュエーション):約35億円

FUNDINNO調達後(ポストバリュエーション):ー

プロダクト・サービス

小型ロボットの開発・製造を手掛けています。

手掛けているプロダクトは2つあり、小型ロボット「cinnamon(シナモン)」とスマートマスク「c-mask(シーマスク)」です。

まずは小型ロボットのシナモンですが、顔認証やコミュニケーション機能と搭載していて、空港や病院等で接客用としての活用をターゲットにしたロボットです。また、機能拡張ができることも強みとして謳われています。

販売価格は本体代が1台約10万円で月額使用料が発生します。本体+使用料を月額に換算すると5,980円~8,000円でスマホのランニングコストと同程度で収まるようです。

すでに羽田空港で導入・活用されてることが決定しています。また、今後の普及に向けて日立システムズ、三井不動産、NEC、NTTなどとも実証実験がスタートいている状況です。

 

続いてスマートマスクのシーマスクですが、こちらは新型コロナウイルスの発生に伴いロボット開発技術を応用して開発されました。

スマートフォンと連携し、喋った声や文字をスマートフォン経由で相手に送ることができます。

ただし、ウイルスをブロックするなどマスクとしての効果は無いので通常のマスクに重ねて利用する必要があります。

今年の秋ごろから発売予定とのことです。

ドーナッツロボティクスのFUNDINNOページはこちらをクリック

案件詳細や具体的な将来の事業推移予測は投資家限定の開示情報となっています。

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出資中のベンチャーキャピタル(VC)はいるか

すでに多数の出資を受けている状況です。

ロボットというテーマ的に集まりやすいのかもしれませんが、創業間もないのにこれだけ出資を受けているということはそれだけ期待値の高さが表れています。

IPOできたらどのくらいリターンが期待できるか

2019年のマザーズIPOでの実績をもとに超ざっくりですが、算出してみました。

今回は新株予約権のためプレバリュエーションで計算しています。

将来のリターン規模:投資金額の4~13倍

2019年のマザーズ新規上場企業の初値時価総額を利用して下記の通り計算しています。

最低ランクベース:30億円÷35億円=1倍以下

中央値ベース:133億円÷35億円=約4倍

最高額ベース:468億円÷35億円=約13倍

2019年のマザーズ新規上場企業の初値時価総額の最低ランクは30億円未満、全体中央値が約133億円、最高額が約468億円でした。この実績をベースに上記の想定リターンを計算しています。

すでに時価総額35億円なのでリターン規模は中央値ベースと最高額ベースを範囲にしてみました。

メガベンチャーを目指していると記載があるのでIPO初値は結構大きな金額になるのではないかと。

投資を検討する上で気になった点

期待できそうに感じたこと

大手企業の販売チャネル

NECや日立システムズとは主に開発面で連携をしていると思われますが、営業面でのそれら大手企業の販売チャネルを活用した売り出しが期待できると思います。

コロナ対策として非接触の普及

東京都の小池知事が5月5日の会見で非接触型技術を促進していく考えを示しています。このように第2波、第3波の感染拡大対策として非接触型に注目が集まっており、これを機に一気に普及していく可能性が高まっています。

不安を感じたこと

競合製品に対する優位性

FUNDINNOでは低価格や機能拡張が製品の強みとして挙げられていますが、なぜ強みと言えるのかもう少し深く知りたかったです。もっと低価格で開発してくる競合が現れるかもしれません。

c-maskの実用性

通常のマスクに取り付けて使用する形ですが、そうなると重さやフィット感が気になります。バッテリーを搭載しているのでそんなに軽くはならないと思います。ただでさえ使い捨てマスクを長時間つけると耳が痛くなるのに、重ね付けで重さが増したら余計に耳が痛くなりそう…。また、動画を見た限りではかなりグラグラしそうでした。

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所感

ロボットって普及すると思いますか?

正直言って私はNOでした。確かに大きな店舗の受付などにはたまに置いてあったりします。でもそれを使っている人は見たことがないからです。

 

しかし、コロナウイルスにより状況が大きく変わったと思います。これから顔認証とか音声認識とか非接触型技術がどんどん活用されていくと思います。

今回のドーナッツ社がロボット界での勝者となるかはわかりませんが、今後の行く末が非常に気になる案件です。

 

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